日本比較文学会東北支部のページ

日本比較文学会の東北支部活動について情報発信して参ります。

日本比較文学会2017年度東北大会のご案内

本年度東北大会のご案内です。

日本比較文学会2017年度東北大会を下記の要領で開催致します。

皆様ふるってご参加ください。(一般来聴歓迎)

 

          記

 

・日時 2017年11月11日(土)13:00~

・場所 あきた文学資料館 2階講座室

    アクセス→あきた文学資料館のページ|秋田県立図書館

 

[開会の辞]13:00〜     東北支部長 森田直子

[研究発表]13:05~14:15

 

(司会) 高橋秀晴

貧民の空間 ―明治の貧困表象― 加賀谷 真澄 

 

(司会) 佐野正人

満洲国の女性作家・梅娘の日本経験と近代的主婦像  羽田 朝子

 

[特 集]自然表象と〈モノ〉の翻訳  14:30~16:40 

 

(司会) 仁平 政人 

 

〇講演

東西の〈蟋蟀〉をめぐって

  ―芥川「羅生門」とエリオット『荒地』の場合―  荒木 正純 氏

 

〇研究発表

川端康成伊豆の踊子』における自然の表象 ―英訳との比較から―     江口 真規

 

ディスカッサント 山﨑 義光

 

[総 会] 16:40~17:00

 

[懇親会] 17:30〜 秋田駅周辺の予定

 

懇親会にご出席を希望される方は、準備の都合がございますので、11月2日までに事務局・仁平までお知らせください。

[事務局より]お知らせ

 日本比較文学会2017年度東北大会が、来る11月11日(土)午後、あきた文学資料館において開催されます。プログラムは近日中にこのウエブページにてお知らせいたします。
 この大会当日の11日に関しまして、秋田新幹線、特に盛岡―秋田間の席の予約が取りにくくなっているようです(特にお昼頃到着の便は、現時点で席数が少なくなっております)。
 つきましては、参加をご予定の方は、お早めに席の確保など対策をお願いいたします。大会は午後1時開始を予定しております。よろしくお願いいたします。

 

日本比較文学会2017年度東北大会 発表者募集のお知らせ

日本比較文学会2017年度東北大会を11月11日(土)午後、あきた文学資料館において開催いたします。

 つきましては研究発表の募集を行いますので、題目(仮題でも可)と要旨(400字程度)を添えて、下記の支部事務局までお申し込み下さい。

 奮ってご応募下さいますよう、お願い申し上げます。

 

1.発表申し込み締切  2017年10月13日(金)

2.発表申し込み先   日本比較文学会東北支部事務局(右上プロフィール欄参照)

 

*なお、発表者で常勤でない方には、支部から交通費補助をいたします。

*発表申し込みをいただいた方には後日確認のメール(または郵便)をお送りします。

日本比較文学会2017年度東北大会について(予告)

本年度東北大会は、11月11日(土)午後より あきた文学資料館にて開催予定となっております。

みなさまどうぞ宜しくお願い申し上げます。

[事務局より]

・研究会に先立って、13:00より、同会場にて役員会を開催いたします。役員のみなさまはどうぞご参集ください。議題は別途お送りいたします。

 

・大会終了後、懇親会を開催いたします。会場は研究会と同じ東北大学片平さくらホールです。会費は一般会員4000円程度、学生2000円程度の予定です。準備の都合もございますので、ご出席いただけます方は、7/14(金)までに事務局(弘前大学・仁平政人、右上プロフィール欄参照)までご連絡下さいますと幸いです。

 

要旨③

西遊記受容史における佐藤春夫の位置

                井上 浩一(東北大学非常勤講師)

 

 作家、詩人の佐藤春夫(1892-1964)は、周知のとおり、中国文化の受容や児童文学の方面においても功績を残した人物である。そしてその功績の一つが、中国小説を原典とし、児童書として刊行された『西遊記』の編訳である。

 本発表では、数種類存在する佐藤訳『西遊記』の中で、臨川書店『定本佐藤春夫全集』第32巻に収められている『西遊記』(新潮社、1944年)が、日本の西遊記受容史においてどのような位置づけにあたるのか、発表者がこれまでに検討を加えた宇野浩二や伊藤貴麿など、他の作家による『西遊記』との比較を通して考察する。

 ただし、佐藤春夫による中国小説の翻訳で確認が必要となるのが、『平妖伝』の翻訳などで問題となっている代筆の問題である。そこで佐藤訳『西遊記』を西遊記受容史に位置づけると同時に、『西遊記』に代筆の問題が存在するのか否かについても、現時点で可能な限り検討したい。