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[特集]趣旨文

再論:〈戦後〉日本文学のアメリカ表象

                                                                       司会・コーディネーター 森岡卓司

  

 占領期資料の整備と公開との進捗にともなって、第二次世界大戦後の占領という体験を具体的な位相において再検討する研究がいくつかの注目すべき成果をあげつつある。それらは、その後に続く時代の日本文学、とりわけ、閉じられた一定のイメージのもとに語られてきた〈戦後〉文学の像を再考する契機ともなりうるだろう。今回の特集では、吉見俊哉『親米と反米―戦後日本の政治的無意識』、大塚英志サブカルチャー文学論』、赤坂真理『愛と暴力の戦後とその後』などの先行する成果も手がかりとしつつ、こうした問題に取り組んでみたい。本特集は、個別の研究発表によって構成するが、終了後、総合的な討議の時間を用意したい。

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