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日本比較文学会東北支部のページ

日本比較文学会の東北支部活動について情報発信して参ります。

[比較文学研究会]趣旨

 今回の日本比較文学会東北支部主催比較文学研究会は、支部会員である坂巻康司氏編の論文集『近代日本とフランス象徴主義』(水声社、2016・2)を取り上げた読書会の形式で開催します。同書をめぐって、発題者からの問題提起と参加者による自由な意見交換によって研究会を構成する予定です。発題者は仁平政人さんと江島宏隆さんのご担当となります。

 仁平さんには論集中の堀まどか「野口米次郎の象徴主義」を中心的に取り上げ、象徴主義の問題に関する発表を、江島さんからは西岡亜紀「福永武彦におけるボードレール」・坂巻康司「萩原朔太郎ボードレール」・釣馨「梶井基次郎におけるボードレール」の3篇を中心に、日本におけるボードレール受容の問題に関わる報告を行っていただきます。司会の佐藤による論点の整理と補足に続いて、会場全体での意見交換、討議に入ることにいたします。

 『近代日本とフランス象徴主義』と題された論文集を読むことをとおして、比較文学研究の領域や方法、可能性等について改めて考える場となれば幸いです。

                             (文責:佐藤伸宏