2016-01-01から1年間の記事一覧
・大会に先立って、11:30 より、福島大学の人文棟315教室にて役員会を開催致します。役員のみなさまはどうぞご参集ください。議題は別途お送り致します。またお昼をご注文の役員の方は、その旨も事務局にお申し出ください。 ・大会、総会終了後、19:00から…
テキストとイメージの近代:エンブレム文化の変容と寓意表象の多様性をめぐって ―シェイクスピア没後 400 年および漱石没後100 年記念ワークショップ― 山本 真司(天理大学) 植月惠一郎(日本大学) 森田 直子(東北大学) 司会・コーディネーター 古河 美…
司馬遼太郎とスタインベック 金 子 淳(山形大学) 司馬遼太郎のエッセイに『アメリカ素描』がある。アメリカを訪れた際に、様々な印象を、スケッチ風に綴ったエッセイである。読んでいくと、あることに気づく。スタインベックがあちこちに出てくるのである…
芥川龍之介におけるエドガー・アラン・ポー ―講演「ポオの一面」を中心に― 三澤 奈津美(山形大学大学院) 芥川龍之介がエドガー・アラン・ポーに深い関心を抱いていたことはよく知られており、「短編作家としてのポオ」(1921)と「ポオの一面」(1927)の…
本年度東北大会のご案内です。 日本比較文学会2016年度東北大会を下記の要領で開催致します。 皆様ふるってご参加ください。(一般来聴歓迎) 記 ・日時 2016年11月26日(土)13:00~ ・場所 福島大学 M棟第2教室 *会場アクセス→福島大学−交通アクセス *…
日本比較文学会2016年度東北大会を11月26日(土)午後、福島大学において開催いたします。 つきましては研究発表の募集を行いますので、題目(仮題でも可)と要旨(400字程度)を添えて、下記の支部事務局までお申し込み下さい。 奮ってご応募下さいますよう…
本年度東北大会は、11月26日(土)午後より 福島大学M棟第1講義室(M1)にて 開催予定となっております。 みなさまどうぞ宜しくお願い申し上げます。
・大会に先立って、11:30 より、同会場にて役員会を開催致します。役員のみなさまはどうぞご参集ください。議題は別途お送り致します。 ・大会終了後、懇親会を開催致します。会場準備の都合もございますので、ご出席いただけます方は、7/25(月)までに事…
三島由紀夫のアメリカ認識 山﨑 義光(秋田大学) 三島には6 回の渡米体験がある。「世界で一番ニューヨークが好き」(「ニューヨーク」1960)という三島は、端的に言えば親米である。とはいえ、それは理想や憧れ(それゆえの劣等感)の対象だったのではない…
青空のゆくえ:あるいは戦後日本社会における「アメリカ」表象の分析 鈴木 貴宇(東京支部、東邦大学) 戦後日本社会が出発する占領期の言説を概観すると、「焼け跡」に代表される喪失感と並んで、戦後民主主義社会の到来と希望を象徴する〈青空〉表象の頻出…
再論:〈戦後〉日本文学のアメリカ表象 司会・コーディネーター 森岡卓司 占領期資料の整備と公開との進捗にともなって、第二次世界大戦後の占領という体験を具体的な位相において再検討する研究がいくつかの注目すべき成果をあげつつある。それらは、その後…
ハーンとボードレール —―ボードレールの散文詩「月の恵み」の英訳をめぐって—― 中島 淑恵(富山大学) ボードレールの散文詩は、その内容および形式において、ラフカディオ・ハーンが自らの表現手段としての文体を獲得して行く上で大きな影響を及ぼしたもの…
〈太平洋の橋〉としての高木八尺 小林 竜一(早稲田大学国際言語文化研究所) 『武士道』の著者として知られる新渡戸稲造は、「太平洋の橋」を「日本の思想を外国に傳え、外国の思想を日本に普及する媒酌」(『帰雁の葦』)と定義した。本発表で扱う高木八尺…
研究会のご案内です。 下記の第14回比較文学研究会を下記の要領で開催致します。 皆様ふるってご参加ください。(一般来聴歓迎) 記 ・日時 2016年7月31日(日)13:30~ ・場所 仙台市民会館 視聴覚室 (会場アクセス→仙台市民会館 交通アクセス) ・プログ…
第14回比較文学研究会を7月31日(日)午後、仙台市民会館視聴覚室(仙台市地下鉄勾当台公園駅徒歩15分)において開催いたします。 つきましては研究発表の募集を行いますので、題目(仮題でも可)と要旨(400字程度)を添えて、下記の支部事務局までお申し込…
研究会のお知らせです。 本年度の東北支部の比較文学研究会を以下のように開催する予定です。 ・日時 平成28年7月31日(日) *日曜開催に変更になりました。ご注意願います 午後~(発表者の人数により開始時間が異なります) ・場所 仙台市民会館 視聴覚室…
〇第5回比較文学研究会の懇親会について 第5回比較文学研究会につき、下記のように懇親会参加者を募集します。ご希望の方は3月18日(金)までに、東北支部の事務局(右上プロフィール覧参照)までメールにてお申し込みください。 日時 2016年3月27日(日)18…
1940年代の日本画壇と「崔承喜」舞踊画をめぐって李賢晙(小樽商科大学) 戦前日本で活躍した朝鮮の舞姫崔承喜を表す様々な形容辞は、活躍の時期などにより、「半島の舞姫」「朝鮮の舞姫」または「世界の舞姫」「東洋の舞姫」など、しばしば異なるニュアンス…
韓国モダニスト詩人たちにとっての〈日本〉 ―鄭芝溶、金起林、李箱のケース― 佐野正人(東北大学) 1920年代は、朝鮮と日本との間での人々の移動が急速に増加していく時期に当たっている。朝鮮から日本へ渡った朝鮮人の数は1923年に10万人を超え、1930年には…
村山知義と「春香伝」 韓然善(北海道大学大学院博士後期課程) 1937年、演出家として活躍した村山知義は、朝鮮のことを日本人に紹介するため、ある作品の脚色を朝鮮人作家張赫宙(チャンヒョクジュ)に依頼する。それは、朝鮮古典作品の中でよく知られている…
テーマ《近代日韓トランスカルチャーの諸相を考える》 コーディネーター・司会 梶谷崇(北海道科学大学) 今回のワークショップのテーマは、月並みな表現、わかりやすい表現を用いるならば近代における日韓文化交流ということになるだろう。しかし、テーマタ…
小川洋子と『アンネの日記』 ―「薬指の標本」『猫を抱いて象と泳ぐ』など― 中村三春(北海道大学) 小川洋子(1962-)の創作活動における原点の一つとして『アンネの日記』(1942-1944、1947出版)のあることが知られている。だが、それはいかなる原点なの…
村上春樹の〈アメリカ〉 ―『やがて哀しき外国語』、あるいは「人はなぜ走るのか」をめぐって― 塩谷昌弘(盛岡大学) 村上春樹『やがて哀しき外国語』(1994)は、約2年半にわたるアメリカ滞在の経験を記したエッセーである。このエッセーは、村上の日本への…
ヴァルター・カレと漱石 共鳴する孤独 ―『行人』のドイツ語句をめぐって― 飛ヶ谷美穂子 夏目漱石『行人』の「塵労」(三十六)の中に、主人公一郎とその友人Hが旅先の修善寺の山中で、「Keine Brücke führt von Mensch zu Mensch.(人から人へ掛け渡す橋はな…
「美女と野獣」の話型からみる『紅の豚』 田中理紗(東北大学大学院博士後期課程) 「美女と野獣」型の物語には大きく二つのタイプがあり、まず一方には18世紀フランスのヴィルヌーヴ夫人およびボーモン夫人のテクストに基づく「美女と野獣」の翻案作品(絵…
研究会のご案内です。 日本比較文学会北海道支部・東北支部共催 第5回比較文学研究会を以下の要領で開催致します。 皆様ふるってご参加ください。 (一般来聴歓迎) 記 ・日時 2016年3月27日(日)10:30~17:35 ・会場 藤女子大学(札幌北16条キャンパス…