2017年度の予定をご案内致します。
・第15回比較文学研究会
7月22日(土) 於・東北大学片平キャンパスさくらホール
・2017年度東北大会
11月11日(土) 於・あきた文学資料館
今回の日本比較文学会東北支部主催比較文学研究会は、支部会員である坂巻康司氏編の論文集『近代日本とフランス象徴主義』(水声社、2016・2)を取り上げた読書会の形式で開催します。同書をめぐって、発題者からの問題提起と参加者による自由な意見交換によって研究会を構成する予定です。発題者は仁平政人さんと江島宏隆さんのご担当となります。
仁平さんには論集中の堀まどか「野口米次郎の象徴主義」を中心的に取り上げ、象徴主義の問題に関する発表を、江島さんからは西岡亜紀「福永武彦におけるボードレール」・坂巻康司「萩原朔太郎とボードレール」・釣馨「梶井基次郎におけるボードレール」の3篇を中心に、日本におけるボードレール受容の問題に関わる報告を行っていただきます。司会の佐藤による論点の整理と補足に続いて、会場全体での意見交換、討議に入ることにいたします。
『近代日本とフランス象徴主義』と題された論文集を読むことをとおして、比較文学研究の領域や方法、可能性等について改めて考える場となれば幸いです。
(文責:佐藤伸宏)
今年度は、昨年までの北海道支部との共催研究会にかえて、下記の要領で比較文学研究会を開催いたします。
支部会員のみなさまの多くのご参加をお待ち申し上げております。
記
日 時: 2017年3月26日(日) 15:30〜
会 場: 東北大学文学研究科(文学部棟)3階 中会議室
*右サイトのC13の建物です→案内図 | 東北大学文学部・文学研究科
[読書会] 比較文学の射程
―坂巻康司編『近代日本とフランス象徴主義』をめぐって―
◆報告◆
仁平 政人
文化翻訳としての「象徴主義」―堀まどか氏「野口米次郎の象徴主義」を中心に―
江島 宏隆
受容と比較―「他者」としてのボードレール―
佐藤 伸宏(司会)
改めて比較文学について考えるために
この度、日本比較文学会東北支部の研究会活動として、坂巻康司編『近代日本とフランス象徴主義』(水声社 2016.2)をテーマとした読書会を開催致します。
発題者および開催場所等の要領については下記のとおりとなっておりますので、奮ってご参加を下さいますよう、ご案内を申し上げます。
記
日時: 2017年3月26日(日) 15:00〜
会場: 東北大学 文学部棟3階 中会議室
【読書会】 坂巻康司編『近代日本とフランス象徴主義』(水声社 2016.2)
発題者:江島宏隆、仁平政人
司会・コーディネーター: 佐藤伸宏
*発題のタイトルおよび扱う章については来月中旬までにお知らせいたします。もうしばらくお待ち願います。